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年金支給年齢の引き上げの本当の理由は? 「老後は年金で」は泡沫になるかもしれません。

2014.05.12

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沈没船

こんばんは、株リーマンです。

年金問題に関して “予想はしていたものの” それでも、やはりショックなニュースが報道されました。

 

田村厚生労働大臣が、NHKの「日曜討論」で、年金の支給開始年齢を75歳程度まで広げられないか検討する考えを示しました。

以下は引用です。

田村厚生労働大臣は、「自分がいつまで働けるか、状況を見ながら支給開始年齢を選ぶことは、自分の意思でできる。今も70歳までは選択できるが、これを例えば75歳まで選択制で広げる提案が与党から出されていて、一つの提案だと認識している」と述べ、高齢者の働き方が多様化していることを踏まえ、公的年金の支給開始年齢の範囲を75歳程度まで広げられないか検討する考えを示しました。(「選択制で75歳程度まで」年金支給開始繰り下げ検討 NHKニュース」より 2014/05/11 12:13))

 

さて、ここで、誰もが気になる疑問です。

 

なぜ、年金の支給開始年齢を引き上げる必要があるのか?

 

田村厚生労働大臣の発言では、

「高齢者の働き方が多様化している」

から、だそうです。

 

みなさん、どう思います?

 

年金財政が厳しいため、年金支給開始時期を遅らせる必要がある。

日本は海外と比べると、年金支給の開始年齢が65歳と早い。もっと遅くする余地がある。

 

そんな話は良く聞きますが、「高齢者の働き方が多様化している」なんて理由は、僕には見え透いた子供騙しの言い訳にしか聞こえません。

 

仮に65歳になっても、もっと働きたいと思うとします。

通常通り、65歳から年金が支給されて、それでも働きたい方は働けば良いのでは。

 

年金支給年齢の引き上げの本当の理由は、「財政難だからである、国民の皆さん、協力して欲しい」と言ってくれれば、まだマシだと思うのは僕だけでしょうか(マシというだけで、納得できるかは別問題ですが)。

 

 

年金に関して、最近気になるニュースがもう一つありました。
GPIFが日本株運用見直し、JREITにも投資へ

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が日本株運用の見直しに乗り出した。年金資産120兆円の効率運用を促す有識者提言などを踏まえ、不動産投資信託(JREIT)への投資開始やインデックス運用の多様化に着手、超過収益を確保するのが狙い。(ロイターより引用:2014年4月4日)

 

このニュースが出てきた背景には、今のままの国債中心の運用では、年金制度の破綻が確実(それも近い将来)となったからではないかと、解釈しました。

 

敢えて、リスクを取って高利回りの日本株に運用先を変えるということは、そうせざるを得ない状況になってきた、ということだと考えています。

 

数十年後、私たちが年金を受け取る年齢は75歳以上で確定なのではないでしょうか。

もしかすると、80歳以上まで引き上げられているかもしれません。

 

日本人男性の平均年齢は79.9歳らしいです。

となると、日本人男性の大半は年金を貰えないことになるかもしれません。

 

この事実を知ったあなたは、どんな行動を起こしますか?

 

一部の方は、本気で行動するかもしれません。

しかし、ほとんどの方は、まずいなと思いつつ、国への不平・不満を言って、明日には忘れているのではないでしょうか。

 

悲しいかな、人間は近い将来への危険にはすぐに備えますが、遠い将来の危険にはあまり備えません。

 

消費税増税の時にはあれだけ行動したり、騒ぎになりました。

この年金支給開始年齢の引き上げには、どれくらいの人が行動するのでしょうか。

 

ちなみに、僕は、自分の家族のために、既に積み立て投資を始めています。

長期間の運用利回りも加味され、60歳には積み立て資金が1億くらいにはなっている算段です。

自分と嫁の2人分の生活費は充分賄えるはずですし、様々な医療費も支払える金額です。

 

ちなみに、日本で積み立てをすると、日本の財政破綻時に、資産が凍結され没収されてしまうので、海外で運用しています。

基本的に、国民に情報隠蔽するこの国の “体質” を信用していないので(もちろん、日本の国や文化は心から好きです)。

 

自分や家族を守れるのは、国ではなく、自分しかいない。

自分が行動しなければ、何も変わらない。

 

と、ここまで書きながら、韓国旅客船セウォル号が沈没した時のニュースや、映画「ミスト」に出てくる、スーパーマーケットから出れない人々の事が思い出しました。

the-mist-poster

 

株式投資もそうですが、マジョリティーに流されていると、生き残れません。

「人の行く裏に道あり花の山」

とは良く言ったもので、大勢の人が考える方向と逆を行くことで、活路が見いだせます。

逆に、大勢の人が本気で年金問題を考え出したら、もう「手遅れ」だと思います。

 

日本という「絶対に沈まない」と言われている沈没船で、どのような選択をするかは、人それぞれ。

もちろん、沈まないかもしれません(僕はここ50年以内には沈むと踏んでいますが)。

ただ、これだけは伝えておくと、仮に船が沈み出しても、船長は「沈んでいない、大丈夫だ」と言うでしょう。

日本の財政問題しかり、年金問題しかり、です。

 

なんだか、最終的に、恐怖心ばかり煽る形になってしまいました。

個人的に、「煽るだけ」の記事は好きではないので(そんな記事は無責任だと考えているので)、この記事を読んで本気で何か行動しようと思った方、かつ、行動したいけどどうしたら良いか分からない、という方は、

ご連絡をくだされば、僕の知っている情報は提供します。(こんな記事書いたんですから、それなりにしないと)

 

他にも質問などがあれば、お気軽にご連絡くださいね^ ^

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株リーマン


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