【厳選:株投資名言】知っておきたい世界を代表する投資家の名言・格言62

目次
はじめに
世界を代表する株式投資家の名言・格言は色々とありますが、正直、実践で使えないようなものも多々あります。(というよりも、ほとんどが我々、個人投資家には不要な名言だったりします)。
特に、ウォーレン・○○ェット氏の投資名言については、正直、私には全く参考になりませんでした。
そもそもの運用資金も違いますし、投資スタイルも全く異なりますので。
ということで、我々、弱小投資家が最も参考にすべきは、少ない元手資金で急激に資産を増やした、株式トレーダーです。
日本ではあまり知名度はありませんが、その名言・格言には、本当に重要な内容が凝縮されています。
そして、幸いにも、私の無料メルマガ「資産2倍増計画」で書いている内容と同じことを、この世界を代表する投資家たちも名言として残されていました。
株式投資で資産を増やしていくには、本質的な考え方は同じである、と改めて認識した次第です。
さて、前置きが長くなりましたが、早速、世界を代表する(我々に近い立場の)投資家の名言・格言をお楽しみください。
株式投資で勝つためには、感情を持ち込んではいけない
株を売買する前に、自分の期待や願望を理由にエントリーしていないか、今一度確認すべき。感情トレードは必ず負ける。今の株価の現実を根拠に、株式売買を判断する必要があります。
そんなことを、再確認できる、偉人達の名言・格言です。
1. 投機家にとって最大の敵は無知、欲、そして恐怖と希望の感情である。
(ジェシー・リバモア)
2. 成功の鍵となるのは、自分の感情にどう対応するかということである。
3. 株式市場では、願望で動く人は失敗するだろう。
4. 成功したいのなら現実を直視することだ。そして現実はしばしば冷酷であり、願望とは一致しない。
5. チャートは、感情に流されやすいマーケットに、極めて冷静な示唆を与えてくれるのです。テクニカル分析は、成功するために欠かすことはできません。
(リチャード・ドライハウス)
6. そのトレードが正しいのか間違っているのか、それを決めるのは株価であって、こうでなくてはならないという私の意見ではありません。
マーケットの期待を裏切りながらも、私にとっては予想通りの業績が発表され、その上で株価が私の予想に反した動きになったらそのポジションは手仕舞います。
(マイケル・ラウアー)
7. 成功するトレーダーの条件とは、感情を押し殺すことができて、よく働き、規律を守れる人たちが成功しているようです。皮肉なのは私にはすべての要素が欠けていることです。感情的になりますし、それほど働き者ではありませんし、もう少し厳しく自分を律するべきだと思っています。私自身の成功の条件としては直感に対する確信、その確信を瞬時に行動に移せる能力の二つが重要だと考えています。
(スチュアート・ウォールトン)
勝つために最も重要なのは、資金管理(マネーマネジメント)
私も2013年の暴落時に痛感したことは、資金管理の甘さでした。リスクを取る時は、それなりの資金を投入する必要がありますが、相場の状況に合わせて、暴落リスクがある時は、すみやかにポジションを縮小させる必要があります。
ポジションを動かすということは、つまり、損切りを適切に行うこと。
資金管理とは、私が思うに、損切り管理のことだと思います。
これができないと、いくら利益を増やしても、暴落時に全て持っていかれるのでいつまで経っても、トータルで勝つ事ができないと思います。
そして、成功している偉人たちは、みな口を揃えて、資金管理の重要性を説いています。
8. 最も重要なのは、資金管理、資金管理、資金管理。成功した人は誰でも同じことを言うはずだ。
(マーティ・シュワルツ)
9. くどいようだが、マネー・マネジメント(資金管理)に関しては可能な限り学ぶべきである。
(ラリー・ウィリアムズ)
10. マネーマネジメントとは、トレードにおいて最も重要なルールである。トレンドや価格ももちろん重要だが、自分の資金をどう扱うべきかを分かっているかどうかは最も大切なことである。
(ラリー・ウィリアムズ)
11. うまくやるためには技術と強みを持つ必要があるけど、さらに重要なのがマネー・マネジメント(資金管理)です。重要なのは損失管理なんです。優秀なトレーダーたちは損失管理をやっている。利益のことは心配していませんよ。守りが固ければ負けることはない。あるトレードが短期間でうまくいかなければ、早めに損切りします。小さいロスを何回も重ねることになりますが。
(マーク・ミネルヴィニ)
12. 株、オプション、先物、ファンドのどの商品でも、「10万ドルの元手で取引するとき」と「1万ドルのとき」と同じ方法ではダメなのだということがトレーディング初心者にはわかっていない。
少額の投資であれば積極的に攻めるのは簡単である。元手が増えた時であれば資本を増やすより資本を減らさないようにすることがより重要になってくる。
(ゲイリー・スミス)
13. トレーダーは健全な資金管理戦略を固く守り、モメンタムが有利な場合に限って賭けていれば、株式市場で富をかき集めることができるだろう。
(ゲイリー・スミス)
勝つために、勝てるタイミングをしっかり見極める
成功している偉人たちは、長期間に渡って株を持ち続けるリスクを認識しています。買いの判断をし、巨額の資金を株に投入する時には、それなりの勝てる勝算がある時であり、そのタイミングを見極めるためには労力を惜しまない。
そして、株を買った後で、自身の想定と異なる方向へ相場が動いた時には、潔く損切りをし、決して、ナンピンをすることはない。
勝つためには、成功者のこの行動パターンを真似る必要があると思います。
14. 僕の投資哲学に「できるかぎりマーケットから離れている」というのがあります。売買をしなければそれだけリスクが減ります。マーケット環境が悪ければ、常に売買を繰り返し数パーセント稼ぐよりも、一年のうち三ヶ月だけ売買して同じだけ稼ぐほうを選びます。
(マーク・ミネルヴィニ)
15. トレードに入る前に特別な段取りがあります。まずは長期にわたる価格変動をもとに状況を分析する。それからファンダメンタルズの確認。場合によってはファンダメンタルズは無視することもある。そして最後に、その仕掛けのタイミングが値動きの基準にしっかり合致しているか判断します。
(マーク・ミネルヴィニ)
16. 株を買う動機はいつも同じです。かなり長く持つこともありますが、数時間、長くても数日で株価が上がると思う株を選んで買っています。あまり名の知れていない企業の場合が多いですね。80%以上は上場10年未満です。歴史が浅い企業の株が多いけど、僕は低位株(くず株)は避けるようにしている。安い株には安いなりの理由があるからです。
(マーク・ミネルヴィニ)
17. 株というものは、買い始めるのに高すぎるということはないし、売り始めるのに安すぎるということはない。 しかし、最初の建玉で利益があがらないかぎりは、続けての建玉は手控えるべきだ。 よく状況を見極めて待つことだ。
(ジェシー・リバモア)
18. 良いアイディアが相場で大きな利益を上げる秘訣ではない。最も重要なのは、絶好の時が来るまで静かに座っていることだ。
(ジェシー・リバモア)
19. 株価が変動する姿にのみ意識を集中させよ。変動の理由に気をとられるな。
(ジェシー・リバモア)
20. 頼りになるのは株価であって、思惑ではない。相場に勝つ必要はない、勝つべき相手は自分自身である。
(ジェシー・リバモア)
21. 『損が明らかな時には損切り』『利益が見込める時には利喰わない』が鉄則だ。
(ジェシー・リバモア)
22. 情報はすべて危険である。情報はあらゆる形態を装い、採用をもちかける。
(ジェシー・リバモア)
23. 相場の動きを漫然と「期待して待つ」のは博打であり、忍耐強く待ち、シグナルを見いだした瞬間「反応する」のが投資・投機である。
(ジェシー・リバモア)
24. 売買の時機は銘柄よりも大切。 値ごろ感から売買してはならない。
25. 確実にみじめな結果となるのは、株価が下がっていく途中で買うことだ。
(ウイリアム・オニール)
26. 押し目で買うのは好きじゃないね。マーケットが上向きで買いに出るべきと思ったら、押し目を待たずに買いに出る。直前に見た価格より安く感じるから、押し目は心理的に魅力がある訳だけれど、このアプローチは思った以上に危険なんだ。もし押し目で、価格が買値として魅力的なレベルに達しているとしたら、そのトレードには、以前ほどの価値が無くなっている、ということなんだ。
(ウィリアム・エックハート)
27. 株価が強く、ファンダメンタルズが弱いという組み合わせは、今後業績が好転する企業や、開発した新しい技術の可能性がまだ世間に認識されていない企業によく現れます。
(マーク・ミネルヴィニ)
28. 僕は常に、多くの投資家がどのようにマーケットにだまされ、欲求不満にさせられるかを理解しようと努力している。大多数の投資家がだまされたあと、訪れるのが「スムーズな航海ポイント」と名づけたポイントです。いわゆるダマシのサインというのは、新しいパターンのはじまりとなる場合があります。このパターンは従来のパターンに基づく初期のサインに比べて、非常に信憑性が高いといえます。
(マーク・ミネルヴィニ)
29. 僕の基本は市場で買える最良の株でポートフォリオを組み、判断を誤ったらすばやく損切りすること。これこそが僕の投資戦略の真髄です。大きく値が上がる株の特徴は大化けする前でさえ、平均よりもPERが高い場合が多いですね。多くの投資家はPERが低い株に投資対象を限定している。でも不幸にして、PERが高すぎるように見えるというだけの理由でその株を避けるということは、最高のチャンスをとり損ねていますね。
(マーク・ミネルヴィニ)
勝ちたければ、勝ち組投資家の投資マインドを盗む
いくら成功した投資家のテクニカル手法や売買銘柄を真似したとしても、それを扱う考え方が備わっていなければ、全く意味がありません。何よりもまず、成功した投資家のマインドを盗み、学ぶ必要があると思います。
30. トレーダーが成功するには、人間の習性を研究し、一般大衆と逆の手を打たなければならない。
31. 人が冷静さを失っているとき、あなたが冷静さを失わなければ、あなたは富を築くことができます。
(マーク・リッチー)
32. 相場の反転は多数派が納得した瞬間から始まる。
33. 自分のやったトレードから学ぼうとする人間は進歩する。
34. 本当に熟練したトレーダーは、マーケットが逆の動きを示したら、損を出してでもポジションを180度転換するのである。
35. 偉大なトレーダーは、負けることがトレードにおいては本質的な要素である、ということをよく認識している。
36. 相場は形を変えた戦争だ。戦争に下手な同情は禁物。非情な計算に徹した上で大胆に、その計画を実行するほかには勝利への道はない。
37. 有能なトレーダーにとって重要なのはチャートにおける支持・抵抗水準ではなく、その日の高値や安値でもない。
受け入れる苦痛の程度なのである。自分がどれだけの苦痛を受け入れるか前もって決めておくことが大切。
(ラリー・ウィリアムズ)
38. プロは、儲けることよりも、正しく行動することに神経を使う。やることをきちんとやっていれば、儲かるときは儲かることを知っているからだ。
39. 通常成功する人には次のような事情がある。彼らは幼いころから自分がどういう人生を過ごしたいか知っていて、エネルギーをその目標の達成のために集中する。
(ゲイリー・スミス)
40. 私は分散投資を信じたことはないし、今後も信じないだろう。これはトレーディングを始めたころに読んだ本の影響かもしれない。ニコラス・ダーバスもジェシー・リバモアも買った値上がり株に価値がある間はその株で取引し続けただろう。
(ゲイリー・スミス)
41. トレードで成功するのに重要なのは損失を抑制することと、計画を立てるということ。それ以外にも、成功するためには独自の方法論を確立する必要があります。僕も自分の方法を自分で築き上げた。それが必ずしも他人に会うとは限りません。
(マーク・ミネルヴィニ)
42. 運用成績が一変したのは、正しい判断をどれだけ数多く下せるかということではなく、勝てるトレードで得る利益をどれだけ膨らませ、負けるときにどれだけ損を抑えられるかということの方が重要だということを理解したときからです。平均すると勝率は50%にすぎないけれど、判断を誤ったことで被る損失より、正しかったときに上げる利益のほうがかなり多いです。
(マーク・ミネルヴィニ)
43. 株式投資で重要なのは自分自身の戦略を確立することであって、僕の戦略を知ることではない。だって僕の戦略は自分自身の性格に合わせて作ったものだから、僕の投資哲学や原則、資金管理手法を理解することは価値のあることだと思いますよ。ほとんどの人が銘柄選択を重視しすぎていると思います。
(マーク・ミネルヴィニ)
44. 人生を変えた言葉はジェシー・リバモアの「成功の果実をどれだけ手にできるかは、自身の売買記録をとる、自分で考える、自分で決断するといった、あなた自身の努力がもたらす正直さや誠実さに正比例する」というもので、つまり自分の結果は100%自分で責任を取れということ。
(マーク・ミネルヴィニ)
45. 建玉が不利になり始めるということは、どこかが間違っているのである。それなのになぜさらに難平売買をするのか?事態がどうみても日毎に悪くなっているのに、どうして更に悪化させようと一生懸命になるのか?
46. どうして損をしてしまうのかを学ぶべきだね。それは、どうしたら儲けられるかということより重要だ。もし、いつも勝つことばかり考えていたら、負けた時その理由を考えるどころではなく、市場を非難するしかできなくなってしまうからね。(マーク・ワインスタイン)
47. 一回一回のトレードの結果がもつランダムな性格ではなく、自分が正しいことをやっているかどうかに焦点を当てなさい。自分のミスから勉強しなさい。
(リチャード・デニス)
48. 彼ら(ダメなトレーダー)ができないのは、どんな悪い状況でも自信を持ってトレード・ルールに従ってやることだ。
(リチャード・デニス)
49. 私のトレードのルールを新聞に公表したとしても、誰もその通りにやらないだろう。
(リチャード・デニス)
50. 取引上の大罪の二つは『損失に幅を与え過ぎること』それから『早々に利益を確定してしまうこと』だ。しかし、いずれも現在のポジションを成功させようとして犯してしまう罪なんだ。
(ウィリアム・エックハート)
51. まぜ負けているか分からないトレーダーは、何が間違っているか分からない限り救いようがない。何が間違っているか分かっているのであれば、僕からのアドバイスはすごく単純で、その間違っていることを止めるべきだ、ということだね。
(ウィリアム・エックハート)
52. 『カウンタートレードの誘惑』と僕が呼んでいるものがある。刷りこまれた認識と情緒の要素が人を自動的に潜在的な新しい市場トレンドを認識させないようにしてしまうんだ。安く買って高く売りたい、そのこと自体が市場の流れに逆らう行動だからね。人は『正常価格と思われているレベルから価格が動いたら、異常だとみなす傾向』がある。この見方が人に、新しいトレンドとは逆の行動を起こさせ、つま価格はそのつい正常にもどるという想定の元に取引をさせてしまう。そしれそれは大損への道につながっているのさ。
(ウィリアム・エックハート)
53. トレード額の二%以上をリスクにさらしてはいけないと思うんだ。もちろん、最初に想定していた損切り値を超えてマーケットが窓を開けて始まれば、二%なんて言っていられないけどね
(ウィリアム・エックハート)
54. 生き残れる投資家は「一度のトレードの失敗が精神を不安定にしてしまい失敗を重ねてしまう」というような雪だるま現象を避ける。また、負けることの痛みを理解している。もし負けの痛みが分からなければ神経麻痺になった人と同じなんだ。
(ウィリアム・エックハート)
55. 賢明な相場師は、忍耐の意味を知り、つねに予備の現金を用意している
(ジェシー・リバモア)
56. 市場で自らを鍛え、何かを学び取りたいと念じるなら、身銭を投じて、自らの手口を注視し、失敗から教訓をえることだ。
(ジェシー・リバモア)
57. 買うから株価が上がる、上がるから買われるという循環です。私たちが売りに回るのは根拠のないウォール街の期待感が理由であって、その銘柄が会社としての質が劣っていると考えているわけではありません。証券投資ビジネスでの収益は、素晴らしい会社に投資することからではなく、株価の非効率性を突くことから生まれるのです。
(マイケル・ラウアー)
58. ファンダメンタルズではなく、マーケットの見方によって企業の価値が決定される。とくにテクノロジー産業においてファンダメンタルズは短命なものなのです。これはマイクロソフトについても、現在のインターネット現象についてもそうだと思います。皮肉なのはほとんど例外なく、この産業を牽引すべき次世代のテクノロジーは結果として過剰な資金を呼び込むこととなり、一方でこの産業への投資を危険なものにしているという点です。
(マイケル・ラウアー)
59. 私たちの目的は、マーケットの状況にかかわらず収益を上げることです。マーケットに連動するインデックスファンドのようなポートフォリオは避けなければなりません。投資銘柄の限定はこの目的を達成するために不可欠なのです。
(マイケル・ラウアー)
60. トレーダーが立て続けに損を出すのは自己欺瞞が達者なためでもある。自分がどこでどう間違ったかを知るのが怖いのだ。私がブレイクイーブン(損益がとんとん)のトレーダーから堅実に稼ぐトレーダーへと変身したのは、取引を一件ずつ精密に分析した結果なのだ。
(ゲイリー・スミス)
61. 多くのトレーダーが損をする典型的な原因のうち最も肝心なものは、経験不足で「何が良くて何が悪いか」わからないこと。もうひとつは、現実的でないリターンを期待することである。数週間、数か月のうちに200から300%の利益が得られるというパンフレットやテレビの誇大広告にのせられて大勢の未経験者がトレードの世界に入ってくる。
(ゲイリー・スミス)
62. 私の過去の上手くいかなかった取引をかえりみると、トレーディングの元手を失ってしまうかもしれないという恐怖が先立って最小の利益の確保で満足するか、ちょっとした価格の反応におびえて取引を終了するかのいずれかだった。
(ゲイリー・スミス)
最後に
以上、実践で本当に使える、世界の投資家の名言・格言を厳選してお届けしました。この名言をまとめるにあたり、自分が勝てていなかった時は、この名言と真逆の事をしていましたし、逆に、勝てるようになった現在は、かなり名言と近い行動パターンができていると思います。
(ちなみに、私が勝てるようになった理由は、無料メルマガ講座「資産2倍増計画」でも紹介しています)
今後も慢心することなく、勝てる行動パターンを取り続けていくことが、偉人たちに一歩でも近づく道と思います。
それでは、また明日からもお互い頑張って行きましょう!
株リーマン
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