【株価チャート分析】パル(2726)、フリービット(3843)は買いか?

こんにちは、株リーマンです。
ゴールデンウィークも最終日ということで、明日から会社という方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も明日から出社ということで、仕事モードのぼちぼち戻さないといけないですが、相変わらず株価チャートを見て楽しんでいます、笑。
さて、このゴールデンウィーク中は、久しぶりに大量の株価チャートに触れました。
もちろん、株価チャートは日々見ているのですが、実は結構、直感的に見ているところがあったなと感じました。
(おそらく、これまでの経験から詳細を見なくても、買いか売りかを判断していたんだと思います)
ところが、今回は株プログラムのロジックを考えながら見る必要があったので、いつもと違う点にも気を配る必要があり、なかなか労力がかかりました。
まあこれだけじっくり株価チャートを見るのも、普段はなかなかできないので楽しかったですが。
さて、株プログラムを検証する中で、面白い銘柄(パル)を見つけたので、紹介したいと思います。
参考までに、フリービット(3843)と比較しながら紹介します。
(こちらは株プログラムではなく、目視で探した銘柄です)
フリービット(3843)の株価チャート分析
まずは、フリービット(3843)の企業の概要についてです。ここはサラッと流していて、正直あまり気にしていませんが、一応引用しておきます。
〜四季報より引用〜
【特色】法人向け中心に各種ネットサービス提供。ネット接続業者向け接続代行に強み。ネット広告進出
【連結事業】アドテクノロジー36(6)、ブロードバンド29(12)、B2C21(14)、クラウドコンピューティング10(-2)、SI2(2)、他1(-127)
【最終黒字】クラウドには子会社の不正取引響く。ネット接続業者向けはコスト増。ただ広告配信支援は取引社数増。個人向けモバイルもSIM販売で採算改善。販促費増こなす。15年4月期も個人向け、広告配信支援が伸長。不正取引調査の特損ない。
【模 索】佐賀・唐津市で高齢者見守りサービスなど実証実験開始。月2100円の独自スマホはファミリー層の開拓に重点。
次にフリービットの現在の株価チャートです。
買い判断のポイントと売り判断のポイントを挙げてみました。
1. (買い材料)ローソク足が75日移動平均線を上抜け
ローソク足が75日移動平均線を上抜けしており、強い買いが入っている。
また、この日は25日移動平均線も同時に上抜けしており、これまでの下降トレンドから転換する可能性がある。
2. (買い材料)直近の上昇後、調整済み過熱した上昇から利益確定売り等で一旦調整された。しかし、25日移動平均線、75日移動平均線で反発しており、はやり強い買い支えが入っていることが分かる。
もし一時的な思惑上昇だった場合は、そのまま上記移動平均線を下抜けしていくはず。
3. (買い材料)買いパターンの “N” を形成している株鬼流でいうところの、Nのパターン(トレンドブレイクの形)を形成している。直近高値を越えると一気に急騰する可能性を秘めている。
4. (売り材料)MACDがデッドクロスMACDがデッドクロスをしているため、もしかしたら上昇せずに下げてくるかもしれない。5/2は上ヒゲをつけた陽線のため、5/7以降に下落する可能性もある。
5. (売り材料)2013年11月に大きく上昇している2013年11月の時点で大きく上昇しているため、このまま上昇したとしても、2,000円〜2,500円付近で売り圧力に押されて、戻される可能性がある。
ということで、こういう銘柄は正直、買うかどうか迷います。
5. (売り材料)2013年11月に大きく上昇している
がなければ、即買っていると思いますが、あとはリスクをどれくらいとれるかですね。
打診買い程度なら、しても良いかもしれません。
一方で、こちらはすぐに買いを入れようと思う銘柄です。
株プログラムの検証の中で、見つけています。
パル(2726)の株価チャート分析
まずは、パル(2726)の企業の概要についてです。〜四季報より引用〜
【特色】ヤングレディス衣料や雑貨中心に多ブランド展開。自社企画比率高い。傘下にナイスクラップ
【連結事業】衣料80(8)、雑貨20(10)、他0(1)
【改 善】15年2月期は100以上の大量出店継続(前期110)。消費増税が前半悪影響だが、ラグジュアリー系や雑貨軸に既存店徐々に回復。好採算の高単価品拡充も進む。赤字子会社も改善し、営業益上向く。
【新陳代謝】不振ブランド複数を13年度末に撤退の一方、カフェ併設の新業態を今春に立ち上げ。円安で仕入れ値高騰の雑貨は、国内生産比率を1割から約3割に拡大へ
次にパルの現在の株価チャートです。
買い判断のポイントと売り判断のポイントを挙げてみました。
1. (買い材料)ローソク足が25日、75日移動平均線を上抜け
ローソク足が25、75日移動平均線を上抜けしており、強い買いが入っている。
また、25日、75日移動平均線がゴールデンクロスをしており、中期的に見ても上昇トレンドの初動と言える。
2. (買い材料)直近の高値を越えている直近の高値を越えたことで、今までの下降トレンドから、上昇トレンドへ転換した可能性がある。
4月中旬からの動きを見ると、買いパターンの “N” を形成している(チャートには描いていませんが)。
3. (買い材料)MACDがゴールデンクロス中
MACDがゴールデンクロスをしているので、買いを入れても問題なし。
パルについては、年初から売られ続けており、だいぶ調整も済んでいると思われます。
中にはまだ下降トレンドの銘柄もある中、この株は上昇トレンド転換への初動を見せています。
ここから買いを入れておくと、大きく取れそうですし、何より負けにくそうなチャートです。
損失を抑えて、大きく取って行くためには、この「負けにくそう」なチャートというのが大事だと思います。
パルと比較すると、先に紹介したフリービットは思惑で急騰しやすい株なので、「大きく勝てそうだが、負ける確率もそれなりにあるチャート」と表現するのが良いかもしれません。
上記チャート分析の考え方
上記チャート分析はこれまで自己投資してきた投資関連書籍と自分の売買経験及び売買記録に基づいています。株式投資の考え方や売買タイミング、本当に参考になる書籍等を以下の無料メルマガ講座でも説明していますので、興味があれば登録ください^ ^
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